コーヒーの淹れ方と保存について
どのような淹れ方でも美味しく召し上がっていただけるよう細心の注意を払い製造致しております。
あまり難しく考えず、淹れ方はお客様のライフスタイルに合わせ、お好きな手法でお楽しみください!
保存方法について:コーヒーは腐ることはありませんが、その味わいは時間と共に劣化してゆきます。賞味期限に関わらずお早目にお召し上がりくださいませ。
また、コーヒー豆は「香りのカプセル」とも言われます!豆の状態で冷蔵保存すれば、1ヶ月くらいはむしろ香味が増していきますので、豆での購入をお勧め致します。
(高価なミルは必要ありません、手間のかからない簡易電動ミルでも十分です!)
粉にした瞬間から香味は下降線をたどりますので、粉の場合はできるだけ早めにお召し上がりになることをお勧めします。
(保存は密閉容器で冷凍庫へ!)

① ペーパーフィルターで淹れる
①蒸らしをしっかり行うこと、②豆と抽出量の関係を守ること、これだけでほぼ失敗しないはずです。 ペーパードリップは日本では最もポピュラーな抽出方法ですが、コーヒーの特徴を明確に現し、すっきりとした香味に仕上がります。 コーヒーメーカーの場合も基本的に同様ですが、保温は香味にダメージが大きいのでご注意下さい。 上質なコーヒーは冷めても不味くなりませんので、冷めていく過程の香味もぜひお楽しみください!
ドリッパーにフィルターをセットし(フィルターの止め部分は折ります)、中挽のコーヒーを1杯当り約10g(メジャースプーン1杯)入れます。1杯分だけで淹れる場合は多少多めの15g位、4杯以上は少しずつ減らしてOKです。

沸騰後80〜90度にしたお湯を粉の中心から「円」を描くように注いでいきます。粉全体が湿る位になったら、30秒ほど蒸らします。※浅煎り豆では湯温は高めに、深煎り豆は低めにすると、より香味が引き立ちます。

蒸らし後、数回に分けてお湯を注ぎ、必要量を抽出します。1杯分(粉10g)に対して約120cc〜160cc程度の抽出が適量です。単純に粉数だけで判断せず、お好みの容量・濃度を見つけましょう!
慎重になりすぎる必要はありません。抽出時間は2〜4分以内が目安、短時間だとシャープに、長時間だとまろやかになります。

必要量が抽出されたらドリッパーを外します。抽出したコーヒーはサーバーの上と下では濃さが違いますので、かき混ぜてからカップに注ぎます。

② アメリカンを淹れる
アメリカンにも諸説ありますが、あっさりと飲みやすく軽い感じのコーヒーを作りたい場合は、通常の抽出後に10〜20%程度のお湯を割って作ります。
後からお湯で割るわけですから、豆はお好きな味のものでOK。焙煎の浅い深いに係らずお好みの豆をお選びください。アメリカンでない場合もしっかり目に抽出し、最後に少しお湯で割って仕上げると香味の輪郭がはっきりとします。

③ アイスコーヒーを淹れる
アイスコーヒー用の深煎り豆を使うか、または中煎り程度のコーヒーの豆なら通常よりも1〜2杯分増量した粉を使い、抽出後すぐに氷で急冷させてください。
豆を多めに使うのはちょっと贅沢ですが、この方法ですと苦いだけでない様々な香味をアイスで楽しめますのでお勧めです!また、麦茶ポットなどに水とコーヒー粉を入れ、一晩寝かせ、フィルター等で濾せば、水出しコーヒーが簡単に作れます。(水500mlに細挽コーヒー約40g、深煎り系が向いています)
④ カフェオレを淹れる
深煎り豆を使い濃い目に抽出するか、普段使っている豆の場合は通常よりも1杯分多く粉を使い濃い目に抽出します。
温めた牛乳と1:1の割合が伝統的なカフェオレの比率です。温めた牛乳は茶こしで濾しながら加えるとキレイな仕上がりになります。
コーヒーの割合を多めにしたり、市販のミルクホイッパーなどで牛乳を泡立てて注ぐと、カフェ・ラテ風の仕上がりにもできますよ!

⑤ フレンチ・プレスで淹れる
・粉は粗挽きにします。フレンチプレスの容量350ml(湯量300ml)に対して粉20g、容量500ml(湯量450ml)に対して30g前後。
・容器に粉を入れ、熱湯を半分くらいまで注ぎ、そのまま30秒蒸らします。
・さらに熱湯を容器上部まで入れ、蓋をします。(取っ手は下げない)
・4分後、取っ手を静かに下げて出来上がりです。底の部分は濁ったコーヒーとなりますので、カップには注ぎきらないのがおすすめです。
※フレンチプレスやゴールドフィルターの場合は、コーヒー粉の微粉が含まれやすく、濃度も濃くなります。予め茶こしなどで微粉をふるい落すひと手間を加えると、より上質な質感になります。

⑥ 本格的なペーパードリップの淹れ方

スペシャルティコーヒーが世界的に普及するようになり、様々なコーヒーの競技会が開催されるようになりました。そのような知見の中から現在では、よりコーヒーの香味を忠実に引き出せる!とされる様々な抽出手法が生まれてきています。
国内で伝統的に行われてきた抽出方法との大きな違いは、粉量と湯量をスケールで管理し、抽出時間もストップウォッチなどで計りながら抽出を行うということです。
基本的にお湯100gに対し使用するコーヒー粉は5〜8g、抽出時間は蒸らしを含め、3分以内くらいを目安にします。
例:お湯100gに対し6gとした場合、お湯400gに対しコーヒー粉24gを使用。蒸らし30秒後くらいから3〜4回に分けて3分ほどで合計400gのお湯を投入します。
ポイント:伝統的な手法のように「蒸らしの際に盛り上がった部分を壊さない」という考え方はとらず、粉全体を攪拌するように少し勢いよくお湯を注いでゆきます。
ネルドリップ:

ネルドリップは日本が誇る最もクラシカルで本格的な抽出手法と言えます。専用のネル(布地)を使い、主に深煎りタイプの珈琲をゆっくりと、点滴をするように注いで抽出するこのスタイルは、濃厚なコーヒーを生み出します。
ネルドリップの場合は中心からゆっくりと円を描くようにお湯を注ぎますが、フチ部分にお湯を注ぐことはNGです。